【さくらクラウド】CentOS7 ディスク拡張で失敗する
↑アネモネ
さくらクラウドにて、CentOS7の場合?ディスク拡張で失敗するようなので、やり方を記載しておきます。
↑この手順でやっても、「失敗」となり、作成できません。
アーカイブのタグに、「@size-extendable」を入力しても駄目でした。
問い合わせてみたところ、以下の回答がありました。
アーカイブからのディスク作成を何度行っても「失敗」となるとの事で、 下記の方法を提案させて頂きます。 お手数にはなりますが、有効状態が「失敗」のディスクは削除いただけますでしょうか。 また、予め、アーカイブのタグ [@size-extendable] は削除をお願いします。 ------------------ 1)新しいディスクの作成を行う ▼ディスクの作成 https://manual.sakura.ad.jp/cloud/storage/disk.html#id3 ディスクソース → 「マイアーカイブ」を選択 マイアーカイブ選択 → インストールしたい作成済みアーカイブを選択 ディスクサイズ → 希望容量のディスクサイズを選択 接続先サーバー → 任意 ディスク修正 → チェック不要 説明、タグ、アイコン は任意入力 以上を設定し、作成ボタンを押下 2)コントロールパネル > ディスク からインストール済みディスクの詳細画面を開き 右上の「その他のディスクの操作」から「パーティションサイズの拡張」 https://manual.sakura.ad.jp/cloud/storage/modifydisk/resize-partition.html を実施(※事前に記事内容をご一読ください) ------------------ 上記操作を行ったディスクをサーバーに接続いただき、パーティションが拡張されたかの 確認をお願いいたします。 ※上記手順で作成されたディスクのネットワーク設定は、該当アーカイブ作成上の設定のままです。 起動ディスクとして使用される場合は、ネットワーク設定など適宜修正をお願いします。
これを実行してみたところ、
「パーティションサイズの拡張」で、以下のエラーとなりました。
エラー
PUT: cloud/1.1/disk/11111111111/resize-partitionAPIエラーメッセージ
サービスが利用できません。ディスクにパーティションが存在しないため、パーティションサイズの最適化が利用できません
再度問い合わせてみたところ、以下の回答がありました。
「パーティションサイズの拡張」を行った際に上記のメッセージが表示される場合は ▼パーティションサイズの拡張 https://manual.sakura.ad.jp/cloud/storage/modifydisk/resize-partition.html に記載されている条件に合致していない可能性が考えられます。 ディスク作成のインストール元のアーカイブがさくらのクラウドのパブリックアーカイブから 作成されたディスクではない場合や、 アーカイブ自体が破損している可能性が考えられます。[resize2fs] につきましては、弊社で動作確認を行っておりません。 お客様側でバックアップを取ったうえで、お試しいただければと存じます。 内容についてのサポートは行っておりませんが、参考までにさくらのナレッジの 記事を紹介させて頂きます。 ▼resize2fsでディスク容量を拡張する https://knowledge.sakura.ad.jp/925/ また、別の方法として、「Parted Magic」を使用したパーティションの変更方法を 紹介させて頂きます。 ※ [Parted Magic] で起動する前に拡張させたいディスクを2番目のディスクとして 接続しておく必要があります。 そうする事で、 [vdb] という名前で認識されるかと存じます。 ------------------ ※本手順は「Parted Magic」利用方法の一例となります。より詳細な 手順についてお手数ですが、お客様にて各種専門書籍や「Parted Magic」 公式サイトなどをご確認ください。 1. 該当サーバのシャットダウンを行って下さい。 2. 該当サーバの詳細画面を開いてください。 3. 詳細画面の[ISOイメージ]タブをクリックし、挿入を選択、 ISOイメージとして「Parted Magic 2013_08_01」を挿入して下さい。 4. 該当サーバに「@boot-cdrom」のタグ設定を行って下さい。 ▼ 特殊タグ一覧 既存のサーバへの設定 をご参考ください。 http://cloud-news.sakura.ad.jp/special-tags/ 5. 該当サーバを起動し、コンソールより 「4. Live with default settings 64」の下にあるLanguageを 実行後、「japanese 64」を選択し起動してください。 6. Parted Magic起動後、デスクトップの「パーティションエディタ」を 実行してください。 ※起動時に警告メッセージが表示されますので、 キャンセルして下さい。 7. 対象ボリューム、パーティションを選択し「リサイズ/移動」にて拡張し保存して下さい。 8. 該当サーバのシャットダウンを行って下さい。 9. 該当サーバにISOイメージ「Parted Magic 2013_08_01」の取り出し 及び「@boot-cdrom」のタグ削除を行い該当サーバを起動して下さい。 10.ディスク領域の変更が行われているかご確認下さい。
どれをやってみても、全くうまくいかず。。
↑CentOS7では、partedからresizepartが無くなっていて、これも駄目。。
最終的に以下のやり方で対応しました。
【修正前】
[root@aaa homepage]# df -h
ファイルシス サイズ 使用 残り 使用% マウント位置
/dev/vda3 16G 3.6G 12G 24% /
devtmpfs 483M 0 483M 0% /dev
tmpfs 497M 0 497M 0% /dev/shm
tmpfs 497M 6.6M 490M 2% /run
tmpfs 497M 0 497M 0% /sys/fs/cgroup
/dev/vdb 20G 18G 1.4G 93% /home
tmpfs 100M 0 100M 0% /run/user/1000
tmpfs 100M 0 100M 0% /run/user/0
【fdiskでパーテーションの拡張】
[root@aaa homepage]# fdisk /dev/vdb
Welcome to fdisk (util-linux 2.23.2).
Changes will remain in memory only, until you decide to write them.
Be careful before using the write command.
Device does not contain a recognized partition table
Building a new DOS disklabel with disk identifier 0xcb37210d.
コマンド (m でヘルプ): p
Disk /dev/vdb: 42.9 GB, 42949672960 bytes, 83886080 sectors
Units = sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 512 bytes
I/O サイズ (最小 / 推奨): 512 バイト / 512 バイト
Disk label type: dos
ディスク識別子: 0xcb37210d
デバイス ブート 始点 終点 ブロック Id システム
コマンド (m でヘルプ): d ←パーテーションがあれば、これで削除する
No partition is defined yet!
コマンド (m でヘルプ): n
Partition type:
p primary (0 primary, 0 extended, 4 free)
e extended
Select (default p): p
パーティション番号 (1-4, default 1):
最初 sector (2048-83886079, 初期値 2048):
初期値 2048 を使います
Last sector, +sectors or +size{K,M,G} (2048-83886079, 初期値 83886079):
初期値 83886079 を使います
Partition 1 of type Linux and of size 40 GiB is set
コマンド (m でヘルプ): w
パーティションテーブルは変更されました!
ioctl() を呼び出してパーティションテーブルを再読込みします。
WARNING: Re-reading the partition table failed with error 16: デバイスもしくはリソースがビジー状態です.
The kernel still uses the old table. The new table will be used at
the next reboot or after you run partprobe(8) or kpartx(8)
ディスクを同期しています。
完了後、
# shutodown -r
で再起動する。
【ファイルシステムの拡張】
[root@aaa homepage]# resize2fs /dev/vdb
resize2fs 1.42.9 (28-Dec-2013)
Filesystem at /dev/vdb is mounted on /home; on-line resizing required
old_desc_blocks = 3, new_desc_blocks = 5
The filesystem on /dev/vdb is now 10485760 blocks long.
【修正後】
[root@aaa homepage]# df -h
ファイルシス サイズ 使用 残り 使用% マウント位置
/dev/vda3 16G 3.6G 12G 24% /
devtmpfs 483M 0 483M 0% /dev
tmpfs 497M 0 497M 0% /dev/shm
tmpfs 497M 6.6M 490M 2% /run
tmpfs 497M 0 497M 0% /sys/fs/cgroup
/dev/vdb 40G 18G 21G 46% /home
tmpfs 100M 0 100M 0% /run/user/1000
お疲れ様でした。
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